ソフトバンクに携帯新周波数 900MHzプラチナバンド
「プラチナバンド」をソフトバンクが獲得
ソフトバンク、NTTドコモ、KDDI(au)、イー・アクセスの携帯事業者4社が総務省に利用申請していた携帯電話向けの新たな周波数の割当先が、ソフトバンクモバイルに決定しました。申請のために各社が出した移行費用負担可能額とLTE(long term evolution)の人口カバー率の数値は、ほぼ同値で差は付かなかったそうです。
気になる人口カバー率
私にとって気になるのは、この人口カバー率。
LTEの人口カバー率は2018年度末で、NTTドコモ98.0%、KDDI98.2%、ソフトバンクモバイル99.9%、イー・アクセス99.4%(日経新聞報道による)。この数字を見ると、ほぼ全国どこでも、殆どの人がつながると思いますよね。
でも人口カバー率というのは、市町村役場がつながれば、その自治体の人口はカバーされたとみなされます。つまり私の住む島だと、村役場さえつながれば、数字上は村民5千人につながったことになります。でも現実には、つながらないところも多い。
人口カバー率の誤差は、都心部ほど少なく、僻地に行くほど大きい気がします。
しかしこの数字。ドコモとKDDIはそんなものだと思うのですが、ソフトバンクとイー・アクセスの数字が不思議。現状、ソフトバンクはつながりにくいし、イー・アクセスにいたっては沖縄県で那覇市・浦添市あたりしかカバーしてないのに、全国レベルでは99.4%って数字になるんですね。
僻地こそ、実は生活や教育に通信網が必要なのに、それが得られない現実。何とかして欲しいんだけど、やっぱりこれは、声が小さいのかなぁ。